大雪山・十勝連峰縦走 ~準備編~

過去、何度か挑戦するも雨や風に阻まれ、到達できていない縦走路。
休みや飛行機の日程を先に決めてしまうので、どうしても天候に左右されてしまう。
今回は余裕を取って予備日を入れて5日間の滞在とした。

【航空券】
まずは航空券の購入、仕事を休めるかもわからないまま、半年以上前に航空会社のSALEで先にチケットを買ってしまい日程の確保。休みの申請はあとで何とかなる?する?
金銭的な余裕があれば天気予報を見て直前の準備が理想的なのであろうが今回も運任せの手配。
成田や関空などLCCが使えれば、更にお得なチケットがあるかも。

【ガス缶・熊スプレー】
飛行機を使う山行では運搬できない、ガス缶・熊スプレーなどの問題を解決しなければならない。
日程の余裕があれば現地のアウトドアショップで購入することもできるが、高価な熊スプレーはレンタルも可能。
「北海道 熊スプレー レンタル」などで検索すると何社か出てくる。
今回は前泊をしない為、荷物の受取に難儀したがヤマト運輸の局留めで手配ができた。

ガス缶は我々が行った日程では旭川空港総合案内所にて事前手配をしたが、2025年7月1日に旭川空港内に「ローソン」がOPENしてOD缶からCB缶までかなりの品揃えで販売をしていた。

2025年7月1日にOPENした旭川空港内のローソン店内
持っていると安心感がある熊スプレー

【水】
ご存じの方も多いと思うが、北海道での水の確保は「エキノコックス」という主にキツネを媒介とする寄生虫の危険性があるため100℃で1分間の煮沸か、浄水器が必要。
6月末だった為雪渓から流れる水場は確保されていたが、小屋の方いわく年々雪解けのペースが早くなっているらしい。

水場でも浄水器でろ過

【宿泊】
縦走路に何カ所か避難小屋・野営泊指定地が存在するが、混み具合や維持管理など不明な点が多かった為テント泊を想定して準備をした。実際、予定より行程が進まずにテント泊になったり、忠別岳避難小屋は窓ガラスが割れていたという話も聞いた。
人気の白雲岳避難小屋は込み合っていると思った方が良いと思う。そして例年熊が出没しているので、インスタやXなどで情報収集するとよい。

白雲岳避難小屋
双子池野営指定地

【食料】
旭岳ロープウェイ売店や吹上温泉など各登山口にしか補給できる箇所がなく、縦走行程すべての食料を準備。
今回は予備日を含め5日分(行動食を含め13食分)の食料とお酒など嗜好品を担いだ。

最高の眺望で食べるご飯

【服装・装備】
標高は2,000m前後と低いとはいえ同じ時期のアルプスくらいの準備と風が強いときを懸念して、しっかりとしたレインウェアとダウンジャケット、直前の天気予報をみて気温は高そうだったのでシュラフの番手は下げて軽量化(※エマージェンシーヴィヴィは準備)この時期、雪渓があるのでチェーンスパイクは必須。
前泊を予定していなかったので、帰りの飛行機の服装も持ち運び。

今回は軽量化よりも、リスク回避を重視

【行程】
ペースや天候のリスクを考えて3パターンくらいを想定、エスケープルートも事前に把握して情報共有
初日
旭川空港 9:30着
ヤマト運輸 タクシーで移動 ※熊スプレー受取
旭岳ロープウェー 11:00着
姿見駅 11:30 歩き始め
旭岳山頂~北海岳分岐~白雲岳避難小屋泊
2日目
白雲岳避難小屋~忠別岳~化雲岳~トムラウシ山~南沼野営指定地泊
3日目
南沼野営指定地~三川台~双子池野営指定地~オプタテシケ山~美瑛富士避難小屋泊
4日目
美瑛富士避難小屋~十勝岳~吹上温泉泊
5日目
吹上温泉~上富良野駅~旭川空港

さて、予定通りにいかないのが縦走の面白いところ。

つづく

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