ネパールトレッキング 【入国からトレイル出発まで】

航空券を予約したタイミングがバラバラで、それぞれの航空会社で経由地シンガポールへ。
乗換え便のカトマンズ行きの出発口で6人が集合。

シンガポール空港で乗換え

ネパールのトリブバン空港で観光ビザを申請。遅い時間の到着だったので混雑も少なく30分ほどで取得完了。
日本でのWEB事前申請は現地では意味がなく(係員いわく日本大使館で取得するのに有効らしい)空港にある機械に改めて入力し、プリンターが壊れているのか、紙が無いのか?プリントが出来ず、スマホで画面を撮影して係員に見せる。
15日間の観光ビザは30ドルか4,000円で支払い可能。

入国したら、スマートフォンのSIMカードを空港で購入。パスポート番号などの記入と顔写真で申請は簡単におこなえる。
28日間25GB使用できるものが1,000ルピー(おおよそ1,000円)ちなみに7日間10GBだったら500ルピー。

大手の通信会社は2社あり、現地の代理店からNcell社を勧められるが、我々が行った山域ではほぼ使えず、地元の人達は電話やTIKTOKを楽しんでいるようで、聞いてみるとNepal TELECOM社なら繋がるようだった。

あとから考えると、グループで行くなら仲間で2社に分けても良かったな。

SIMカードを差替えるのにスマホを買った時に付いてくる道具や安全ピンを持って行くとよい

空港からカトマンズ市街地まで6kmの距離。空港のエントランスを出ると深夜にも関わらずタクシーやチップ狙いの荷物持ちが待ち構えている。
今回、日本から予約したホテルは送迎まで着いているので客引きを払いのけながら8人乗りのバンに乗車。大きい荷物は屋根のキャリアにバンドや網を掛けずに載せる。こういうところは雑だ。段差やカーブのたびに落ちないかハラハラしながら、埃っぽい道を進んでいく。

深夜のチェックインとなったが、カトマンズの街にはまだ人が出ているので散歩をして、現地のビールで到着の乾杯。
ホテルの周りでは、毎晩2時頃まで騒いでいる声がする。

カトマンズの街

翌朝は水曜日、毎週水曜日に地元でモーニングランをしている仲間達なので「ネパールでも走ろう!」と高台にあるスワヤンブナート(ネパール最古の仏教寺院)を目指すことに。

早朝から車、バイク、人と熱気に包まれた街は、25年前にバックパッカーで旅をしたときのような、古き良きアジアに来たと実感させられる。

カトマンズでモーニングラン
スワヤンブナート

午前中に旅行代理店とガイドと打合せ。
ルート、宿泊施設、ファストパッキングであることを再確認。事前に申請をしていた登山許可証「TIMS」も受け取る。

今思えば、このミーティングでも帯同したガイドは「このルートでこの日に行ける?」「この村で宿泊できる?」という質問に「う~ん。OK、OK、大丈夫よ」と曖昧な返事だったな。
結局、トレッキング中にイロイロとトラブルになるのだが…。

日本出発直前に肉離れをしてしまった仲間がいて、前半は歩かずにバスで途中の街に合流する段取りも整え、翌朝チャーターしたジープはカトマンズの渋滞を避ける為、5:00に出発と決めた。

旅行代理店とガイドとミーティング


午後はガス缶や行動食(お菓子)、地図を探しに街へ。
最初に入ったアウトドアショップはガス缶3,000ルピー(3,000円)を提示されたが、数軒の店を周って相場を確かめ、結局1,000ルピーで購入。スーパーやメーカー直営店以外は言い値となることが多いのでお土産なども買い物は気を付けること。

ガス缶は日本よりは高かったが、輸入品はビールやお菓子、洋服など他のジャンルの商品も高め。

地図は各エリアごとに販売されていて、日本で入手するより断然安い。

地図は比較的に探しやすい

都会での最後のご飯・ビールを楽しみ、明日からのトレッキングの荷物を準備して就寝。

9日間のトレッキングの間、日本への帰りの着替えや不要な物は、下山後にまた宿泊するこのホテルに預けておく。

いよいよ明日出発
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